演題 地球と一緒に生きる
              1994年6月15日(水)JC講演会 本荘グランドホテルにて

                           講師 きくち ゆみ

                           1962年東京生まれ

数年前まで普通のOLとして生活していました。
いろんなところにいきたくて小さな出版社に勤め
中央アメリカのベリーズ*(注1)というところに行きました。
ここはマヤ文明発祥の地。国土の7割が熱帯林として残っている世界的にも
貴重な場所でした。私は都会っ子だったので、野生動物をみるのが初めてだったので
とても感動し、そしてすっかりここが気に入ってしましました。
そこに通っていましたが、3回目くらいに気が付いたのです。空港からの道路には
マングローブの林があってとても奇麗なところであったはずなのに・・・。
そこが伐採されなくなっていた。マングローブはどうなったのだろう。
そこにすむ動物はどうなっのか??そこを開発したのは誰なんだろう??
なぜ伐採しなくてはならなかったのだろう。
それは海外のディベロッパーによるもので外国向けのリゾートとして開発されたと
わかったのです。それが環境への興味の始まりだった・・・

 

自分が何かしなくてはならないと感じていました、その時に環境問題で活動している
アメリカ人と出会い、自分が何をやればよいのかを聞きました。解答はあなたの国へ
この現状の紹介をする事、そして活動する為の資金の調達をやっていただきたいと
いわれたのです。

帰国して行動をしなくてはと思っていましたが、仕事に追われ、活動の方法が解らずに
時間がすていきました。
あるとき講演会でデニス・ヘーズ*(注2)さんと会った(アースデーの提唱者)
そのお話しの中で
「環境問題とはいくら知識を持っていても役に立たない。
                        行動を起こさなくてはいけない」
そのとおりだと感じ、家に戻ってから自分ができる事は何だろうと考え、自分が
今できる事は友達に手紙を書く事だと思い、見てきたこと、やりたいことを書いたん
です。本当は寄付を頼みたかったのですが、書く事ができない。そこで不要品を送って
くれるように頼みました。ガレージセール*(注3)をして資金を集めようと考えたの
です。

その手紙に多くの反響がありました。たくさんの不要品が送られてきました。
中にはお金を送ってくれた人もいた。初めて行動を起こし、それを使い自然保護区の
設立を果たす事ができました。
自分の小さな一歩が現在広大な自然保護区の設立に繋がりそして維持されています。

林を切り開きそれを売却して得る事のできる収入は一時的です。現地の人にとって
自然を維持しながら収入を確保できないのだろうか。
現在はモンキーベイ自然保護区へ来るビジター(注4)からの収入で自然林を伐採
しなくてもそこにすむ人達の生活が可能になっています。自然を守り経済的にも自立
できるようになったのです。
最初に私が書いた手紙が、このような自然保護区の設立に役立ちました。自分のできる
ことを行動し、それを続けるのが大切なのです。

次にビーチクリーンアップをしようと準備をしていました。これもマスコミなどを通し
紹介された途端大きな反響があって全国から私に手紙がきました。
その返事を書いたりと対応に苦労し、そして考えた末に会社を辞めました。

私が環境へ取り組むきっかけや、その経緯をご紹介させていただきました。これからは
皆さんにも参加していただく為にマイクを回しながら続きを行いたいと思います。

皆さんクリーンアップに参加し、ゴミを拾ってみてどうでしたか??
プラスチックのごみが多かったでしょ。漂着物も多かったでしょ。
日本海はゴミが漂着しますが、太平洋側はごみが他のところまで漂流する場所です。
だから地域だけではなく世界的な規模でやることが海岸のクリーンーアップを考える
ときに大切だとおもいます。
私はいろんなところにお邪魔し、この問題を話してきました。しかし皆さんが私の
ような環境活動家になる必要はないと思います。環境を考え、皆さんが日常の仕事の
中で改善できることをやってもらいたい。その方がインパクトが大きいのです。
今日来ている皆さんは会社の経営者や重役の方が多いと思います。JCの皆さんは
社会的にインパクトが大きな存在なのだから、その責任を自覚して環境問題に対して
活動を続けてもらいたいのです。

環境問題は単一の問題を議論していても解決はできません。環境的な破局を避ける
ためには現象に対してグローバルな視野に立ちそれを見て、考えていかなくては
なりません。

1992年に地球サミットが開催され、環境問題が10項目くらいに分けて会議が
行われました。

1、温暖化*(注5)
2、オゾン層*(注6)
3、酸性雨*(注7)
4、森林破壊(熱帯林)*(注8)
5、種の絶滅*(注9)
6、土壌の流出*(注10)
7、砂漠化*(注11)
8、水汚染*(注12)
9、大気汚染*(注13)
10、廃棄物(ごみ、有害、放射性廃棄物等)*(注14)
                               国連による

1と2はリンクしますし、4と10のリンクなどがあるので上記のような単一会議では
意味がないと考えています。
個々の問題に対策をしても実効があがってないのが実情です。

46億年前に地球が誕生し、そしてオゾン層が生成され生物を守り大気の生成があり、
そして生物が誕生しました。
海と陸があります。7:3の比率です。7割の水。その中で真水は(生物の利用できる
水)は1%です。この真水を3000万種(確認種120万種)の生物が利用している
のです。その大切な水を汚しているのは人間です。自然分解しない物質は自然に流さな
いことです。生活の上で便利な物、例えば合成洗剤などが環境を破壊しているのです。

オゾン層の破壊も人間が行っているのです。他の生物はそんなことはしません。
最近、北海道上空のオゾン層破壊が社会的に話題になっていますが、実は茨城県

つくば市上空のオゾン層破壊のほうが2倍以上高い結果が出ています。
これは測定結果が公表されていないために話題にはなりませんでした。オゾン層破壊の
問題も重要ですが、この情報が政府により隠蔽された事はとても重大な事だと思います
世界的には紫外線対策に真剣に対応していますが、日本では情報の公開性の認識の遅れ
による対応策の策定が遅れているのです。

しかしそう簡単には地球は壊れません。地球は生きているからです。
循環をしている大気、水、炭素循環(生態系)これがこの星の命です。この自浄作用が
地球を生かしているのです。
大気、水は解りやすいと思います。物質循環をみるときには生態系を考えるとわかりや
すいと思います。植物性プランクトン・動物性プランクトン・小魚・回遊魚・哺乳類と
いう生態系ピラミッドが海洋にはあります。単純にこれだけではなく、排泄物や固体の
死に伴う循環も行われています。巡回がうまくいっていればまだまだ地球は生きつづけ
る事ができるのですが、それを化学物質、放射性物質の2つが自然循環をしない物質と
して疎外しています。困難な物もありますが、科学物質は合成できる代わりに分解も可
能です。

しかし放射性物質は時間が経過しないと減少*(注15)しません。減少するのを待つ事
しか出来ないのです。環境に、より罪深いのは、生物全体に対し放射性物質のほうが大
きいのです。

陸棲の食物連鎖にも同じ事ですが、下位の生物からの生態濃縮があります。日本は環境
基準が充実している国です。しかし安全基準が小さくてもそれが濃縮される事により危
険なレベルに達してしまうのです。放射性物質の場合下位の生物から上位への濃縮は1
0000倍になります。
また、出産などの遺伝濃縮もあります。
これを考えるとき、汚染をある程度回避するためには生態系の下位のものを摂取したほ
うが安全度は高いということになりますし、エネルギーの節約にもつながるんです。そ
れは、肉を食べるために飼育を行いますが、飼育をするための飼料をそのまま食べたほ
うが肉にして摂取するより効率良く利用出来るという事です。

人間の体にも3つの循環があります。血液体液などの水分、酸素、消化(食品)です。
これらの循環は日常的に行われています。皆さん息をしていますよね。酸素を生成する

ものが人間や生物にとってのパートナーです。植物や海洋生物珊瑚虫などです。
これらの循環を妨げるのは何なのでしょう。循環がうまくいかない状態が病気で、その
循環が停止してしまった状態が死です。人間のからだの水分比は7:3です。地球の海
と陸の比率と同じです。数値的に地球と符合することが多い自分の体内にも地球を抱え
ているのです。

私は自分の健康を、家族の健康を守るために環境活動をおこなっています。
環境を守るということはたいそうな事ではなく自然な要求なのです。
環境問題は科学物質と放射能物質を出さない事に尽きるのです。これをコントロールす
る事ができれば環境問題への糸口となるでしょう。

質疑応答

Q、地域によりゴミの種類の差はありますか??

A,工業地帯においてプラスチックのゴミが多い。石油科学工場に近いとプラスチック
ペレットが多い。日本の場合は個人のゴミが多いようですし、アメリカでは産業系ゴミ
が多いようです。季節による差もあります。5年くらい継続しておこなうとその変異等
がわかり興味深いとおもいます。

Q,日本海への核投棄の影響は??
A,核廃棄物も心配ですが日本の核施設からの微量な廃棄物が実在する以上多かれ少な
かれ日本人全体に影響はあると思います。冷暖房を加減するなど、産業の転換対応が必
要な時期にあるのではないでしょうか。

Q,人工問題は???
A,単一種として人間は非常に数が多い。無秩序な人工増加は問題があると思います。
人間が現在生態系ピラミッド上にいない事が問題でしょう。
人間の食品とし肉を消費するよりは植物を消費したほうが効率がいいので、その辺を理
解し人間の倫理観を地球の倫理観に置き換え考えて欲しい。
うまれて来た子供は生きる権利があると思っておりますし、そのためにも環境の問題を
解決しなくてはいけないと考えています。

Q,今日から何ができるか??
A,先程ちょっと触れましたが、
         REDUCE消費を減らす
         REUSE再利用する
         RECYCLE再生する
を日常的に考え実践していただきたいと思います。
しかしリサイクルするときには再生する手順においてエネルギーの消費と廃物の生成が
伴う事を考えておかなくてはいけません。
それから女性はコンシューマー*(注16)の意識を捨てて欲しい。
将来を見越し投資的な意識を持って買い物をしてもらいたい。インベスター*(注17)
となって欲しい。

ゴールデンオデッセイ号への搭乗は現在未定です。

                 End

1994年6月15日(水)本荘グランドホテルにて

起稿者注釈(主観的な注釈ですので一切の反論は認めません(^^;)

(注1)ベリーズ
グアテマラ、メキシコに国境を接し、東側はカリブ海というユカタン半島にあるちっち
ゃい国、北緯18度東経88度の当たりにある国。人口17万人くらい、面積は四国よ
りちょっと大きい、首都はベルモパン(人口4500人くらい)立憲君主制で元首はエリザ
ベス2世。9世紀ころまでマヤ文明が栄えた。スペインの植民地だったが後にイギリス
の植民地となりホンジュラスといっていたが73年に現国名に変更し81年に独立。お
隣のグアテマラがこの国の統治権を主張しているのが引っ掛かってるためにイギリス軍
が滞在中のはず。名誉領事館は東京都港区西麻布1ー11ー4。英語が話せれば大丈夫なとこ
みたいです。

繊維の柔軟剤??あれは・・メリーズ!!

(注2)デニス・ヘイズ
70年大からカリフォルニアの市民運動家として活動していた人。当時スタンフォード
の学生でした。氏の提唱により70年4月22日に全米各地で行われた運動がアースデ
ーの始まり、地球環境の危機が叫ばれる中90年4月22日に世界各国で運動が行われ
ました。日本ではゴルフ場の農薬問題とかリサイクル等の活動が行われた。環境問題で
はとっても有名な人。

(注3)ガレージセール
自分ちの庭先やなんかで不要品の売り買いや交換を行う事。日本の場合土地の制約があ
るために公園や遊園地、幼稚園学校等で開催される。コミニュケーションの場とし
トも
利用される。まめたんが計画以来3年間実現していない事項。決して売りに出ている車
庫のことではない。

(注4)ビジター(VISITOR)

来訪者とか観光客等をいう。ゴルフ用語としては会員権を持っていない者を指す。この
場合会員権を持っている者をメンバーと羨望の響きを持った言葉であらわす。

(注5)地球温暖化
大気中の温室効果気体によって地表の温度は一定に保たれ、生物が生存出来ている。
この温室気体の濃度が年々増加し地球の温暖化につながっている。その結果地表の水分
量の減少、氷山の融解による水面の上昇が引き起こされる。温室効果気体の代表的な物
は二酸化炭素が知られているが、化石燃料の消費増が大きな原因である。ハワイ・マウ
ナロワでの観測によると20年間で10%の増加が確認された。二酸化炭素の量が2倍
になると気温の上昇により2030年代には海水面の上昇が深刻な問題となり、生活・
農水産業更には生態系にも重大なな影響が発生する。過去100年で0.5度の気温の上
昇があり、深刻な状況になる30年代には3度の気温上昇が予想されている。化石燃料
消費抑制を行い原子力エネルギーへの変換を進めようとしている機関があるが、それは
それで別な問題を引き起こす。

(注6)オゾン層破壊

地球の回りにある暑さが20キロメートル位の層をオゾン層と呼ぶ。酸素が紫外線によ
って分子間結合が起こり、オゾンが生成される。生物に害のある紫外線の大半を食い止
めてくれる。本来は太陽紫外線により破壊されるがこれにより前記のように生成される
酸素原子が再び酸素と結合しオゾンを形成するはずなので減少しない予定であったが、
人体に無害なため大量に消費されたフルオロカーボン(フロンガス)により破壊され、
皮膚癌の増加や温暖化の原因として早急な対応が迫られている。フルオロカーボンの全
面廃止が叫ばれているが、産業に対する貢献が大きい物質のためなかなか全廃までの道
のりは遠く、あーだこーだと理由をつけ、規制の推進がうまくいってないような気がす
る。一昨年の夏にはカーエアコンのフロンがプレミアム付きで販売されるという事もあ
ったなぁ。一応モントリオール議定書第2回締結国会議にて2000年までにはオゾン
層破壊物質の全廃が決定されている。

(注7)酸性雨
化石燃料の消費に伴う硫黄酸化物や窒素酸化物、大気中で生成された硫酸や硝酸塩が含
まれたPH5.6以下の雨。森林や農作物、湖沼や河川の魚類などに直接間接的に広範囲
に被害を与える。60年代から被害が顕著となり80年代には全ヨーロッパに拡大。ヨ

ーロッパの森林の5割以上に被害を与えている。ヨーロッパでは「緑のペスト」中国で
は「空中鬼」等と呼ばれる。日本も欧米並の被害が確認されている。酸性霧というのも
あり、これは酸性雨の10倍以上の酸性度を記録したが雨より確認が難しく研究はこれ
から。頭髪の減少に影響があると昔からいわれていたが、その当時は酸性雨という言葉
はなかったような気がする。

(注8)熱帯林の森林破壊
熱帯地方の豊富な森林は貴重な資源であるとともに、酸素の供給の多くを担い、多岐に
わたる生物の生息地でもある。これまで開発が困難等の理由で保存されて来た。しかし
国政としての農地への転換やリゾート開発、石油資源の開発などが進められ危機に直面
している。熱帯林の土壌は非常にもろく、伐採や焼き畑農業などで容易に崩壊し、その
再生は困難を極める。ランドサットの映像でその急速な減少が確認されたのを何時かN
HKスペシャルで見た事がある。

(注9)種の絶滅

生物のある種が滅び去る事。生物の進化の途上にはしばしば起こっているが、人間が繁
栄するに従い、人為的な原因により絶滅したり、大規模な狩猟などにより絶滅した種も
多い。例えば家畜に被害が出る為にオオカミなどが駆逐されたし、環境の悪化により日
本古来から多く生活していたトキなどは絶滅状態である。
まめたんの大好きな岩魚などは本来河川ごとの固有種であるのにもかかわらず、無作為
な放流で種の独自性が奪われ、養殖魚が偉そうにはびこっている。実際にはその川の固
有種ともいえる岩魚は日本の河川で絶滅状態に近い。無計画な河川改修や山林の伐採等
で養殖魚を放流しなければあっという間に岩魚はいなくなってしまうし、釣をする人間
の搾取によっても直に居なくなるんだよなぁ。これに付いてはもっと言いたいけど・・

(注10)土壌の流出
伐採や広葉樹の減少によって地表が露にされたとき、風や雨の影響で土砂が流出する。
土壌とは地表から2mから3m程度をさし、上層は生物の活動の場となっており有機物
が豊富に存在する。その量はuあたり線中類、はじめ大型のものまで10万から100
万の生物と、土壌1gあたり細菌1千万から1億、かびがその数十分の一、藻類が1万
原生動物が数万という数が日本の自然林に生息している。動物が通気性、保水性を、微

生物が有機物を無機物に分解する作用を行っている。その過程での呼吸作用は炭素の循
環に、窒素固定、硝化作用、脱窒素作用などは窒素の循環に関係する。これらの働きは
生態系の維持に不可欠なものである。その土壌の流出が土地の乾燥や、土壌生物の不在
などに繋がり、土地の荒廃をもたらす原因の一つとなるのは必然だよな。

(注11)砂漠化現象
この現象には2つのケースがある。第1のケースは現存する砂漠地帯の拡大、移動。第
2のケースは人間の社会生活の産物としての土地の荒廃に起因する砂漠化である。第1
のケースは比較的過去より行われて来た普通の現象であると考えられるが、第2のケー
スが問題となる。過剰な伐採や放牧。不敵地における強制的な農地開拓等により起こる
と考えられている。アマゾン流域の広域伐採や、アフリカ諸国での農業制作の失敗など
が砂漠化につながったのはよく知られている。ここでいう砂漠化とは必ずしも砂の集ま
りが生成されることだけではなく、岩石の露出等の不毛の裸地の出現を指す。したがっ
て熱帯地方のマングローブ林の伐採においても同様の事が起こる。砂漠化による土地の
消失は年に略九州と四国を合わせた面積(約600万ha)となっている。

 

(注12)水汚染
家庭や工場等から排出される汚水は水を汚染するだけではなく、生物濃縮などにより生
命への汚染にもつながる。汚染されやすい場所としては水の交換が少なく汚濁物質の蓄
積しやすい湖沼や内海などに顕著にあらわれる。又人工の密集した地域にも被害が発生
しやすい。我が国の河川、湖沼、海洋の汚染のワースト地域は首都圏や近畿地方に多く
見られる。河川や湖沼に農薬、有リン洗剤を含む生活排水等が流れ込み、水中の栄養塩
素類の濃度が高まり、水質が富栄養化となり植物プランクトンが異常発生し赤潮やアオ
コとなるのはよく知られている。この状態が進むと魚や、鳥などの比較的大型の生物に
も影響がでる。

(注13)大気汚染
人間の社会生活に伴う物質の燃焼などが汚染の原因となる。汚染物質としては硫黄酸化
物や窒素酸化物、浮遊粒子状物質等である。我が国では四日市スモッグ、光化学スモッ
グフッソ化合物、カドミウム等が問題となってきた。大気汚染防止法の制定や環境基準
の設定により硫黄酸化物や一酸化炭素による汚染は一応改善された。しかし窒素酸化物
による汚染は未だ大きな問題である。更にはアスベスト、ホルムアヒデヒドやフルオロ

カーボンによる汚染が指摘され調査研究対応が行われている。先進国と呼ばれている(
呼んでいる)国は一応の対策が施行されつつあるが、工業発展国における対応は未だ充
実していない。過去に搾取をしてきた借りを今こそ技術供与等の形でかえさなくてはな
らない。自分の身にも降り懸かるしね。
水と大気に付いてはあんまり範囲が広くてコメントしきれない・・

(注14)廃棄物(ごみ、有害、放射性廃棄物等)
廃棄物にはいろいろな物がありそのどれもが問題となっている。
家庭のゴミは量の増加に処理が追い付かないし、各地で産業廃棄物処理場問題でニュー
スソースに事欠かない。
放射性廃棄物は各国がもてあまし、核開発から撤退の動きが見えはじめているが、何故
か日本は開発設置に積極的である。海を隔てた国は日本海や北極海に廃棄し日本で問題
になったばかりだし、その日本も太平洋の核廃棄物投棄で世界の顰蹙を買ったのは記憶
に新しい。とはいえ核施設を保有している各国で同じ事が行われて来た。チェルノブイ
リ原発事故の被害は計り知れないものがある。これもコメントしきれないぞ・・

 

(注15)放射性物質の半減期
ある放射性物質の放射能量が半分になる期間。例えばウランの半減期は45億年である
が、最初に1キュリーのウランが徐々に崩壊し0.5キュリーになるのに45億年かかる
という事です。つまり45億年かかって0.5キュリーになったウランが0.25キュリーに
なるのにも、45億年かかるんですね、はい。よーするに計算上では0にはなりません
絶対に。

(注16)コンシューマ
consumer///消費者、購買者、利用者など
たぶん消費を行うだけでその後を考えないと言っているんだと思う。例えばよく落ちる
洗剤が環境にどのような影響を与えるのかを考えずに購入、利用している人のことを指
しているのではないでしょうか。

(注17)インベスター
inbester///投資家。投資を行うもの。
おそらく、合成洗剤を使うよりは環境の為に優しい粉石鹸とかを購入、使用し将来の環

境保全の為に投資的行動をしている人を指しているのだと思う。

書いた人(起稿者)・・・・YURI-HONJO JC AKITA 【まめたん】こと故工藤浩樹

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